さて、今回のファーム2テーブルは、玉名郡玉東町にある「にしだ果樹園」さんにお話を伺いました。
西田さんのこだわり『肥料農薬不使用の月読み自然栽培』
にしだ果樹園さんでは、月の満ち欠けを利用した
『肥料農薬不使用の月読み自然栽培』に取り組んでいます。
月の満ち欠けによって、月の引力と地球の重力が変化し、
木の中の養分や水分が上下に移動。
満月のときは月の引力により実や枝など上部に水分や養分が向かい、
新月のときは地球の重力により根などの下部へ水分や養分が引き寄せられます。
満月に収穫される果実の糖度は高いとのこと。
逆に、新月に収穫した果実は栄養がギュッと詰まって保存性が高まり、
加工品などに適しているそうです。
子どもたちだけでなく大人の方にも、
『美味しい搾りたてのフレッシュジュースを飲んでほしい、自分でジュースを搾るのも体験してほしい』
という思いから、レストランでは3月から
にしだ果樹園さんの月読みみかんの丸搾りジュースを提供しています。
お子さまプレートには+100円(税込)で、
単品では440円(税込)でご提供しています。
10ヘクタールもの規模で、現在30種類ほどの果実を育てられています。
今回の取材でおじゃましたのは『桃園』
桃の花が開くまでは下の草花も草刈りをせず、住んでいる虫の駆除も行わない。
この桃園にもとから居るクモが、園外から来る害虫を食べて守ってくれるのだそうです。
殺菌剤・殺虫剤をつかうと香りが弱まる。
肥料や農薬をつかわずにワイルドに育てることが、香りも強く健康に育つ秘訣。
と語る西田さん。
受粉前の花弁はピンク色、受粉後は赤色に。
西田さんが丁寧に教えてくださいました。
試験的に3品種育てている梨。
いまの季節は可愛い花が咲いていますが、匂いは結構強め。
にしだ果樹園では、「もも狩り」「キウイ狩り」などの
消費者体験も行っています。
もぎたての味を感じていただけるだけでなく、
『自分が食べるものに関心を持ってもらいたい』
という西田さんの想いがあります。
現場に来ていただいて、リアルに自分で感じること。
『作る人と食べる人のつながりを作る場、
体験の場としても活用してもらえれば嬉しい』と語っていただきました。
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↓にしだ果樹園さん↓
色とりどりの果実。
グラデーションがとってもオシャレ。
是非みなさんも、にしだ果樹園さんへ足をお運びください。
今後はママトコ体験教室BATONでも、
にしだ果樹園さんのフルーツを使用した季節限定体験を開催予定です。
味はもちろん見た目も可愛くておしゃれなフルーツたち、
是非ご賞味ください。